グローバルレベルの広告フルスタックソリューションの提供を開始

株式会社サイバー・コミュニケーションズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:新澤 明男、以下CCI) は、Adform A/S(本社:デンマーク コペンハーゲン、共同創業者兼CEO:Gustav Mellentin、以下Adform)と戦略的マーケティングパートナーシップの業務提携をいたします。

 Adformは世界22カ国27拠点(2018年8月現在)にオフィスを置き、グローバルにサービスを提供するアドテクノロジー企業です。DSP、アドサーバ(3PAS)、DMP、SSP、そしてHTML5クリエイティブスタジオの、フルスタックソリューションを広告主、広告会社、媒体社に提供し、個社の課題を革新的なソリューションで解決してきた大きな実績を持っています。

 Adformは、昨年「Hyphbot」と名付けられた巨大なアドフラウドのスキームを発見し、ウォールストリートジャーナルや世界中のメディアから注目を受け、業界団体や法執行機関などに情報提供を行いました。当スキームは、34,000のドメイン名を有し、100万のURLを使いわけることにより、ドメインスプーフィング(*)詐欺を働くと同時に、ユーザーのデバイスをマルウェアに感染させ、本物のブラウジングと見せかけフェイクサイトにアクセスし、日々50万ドルにおよぶ広告料金を不正に搾取していました。この発見にはAdformのBearskinという独自のフラウド検知技術が使われました。Adform Bearskinは、リアルタイムにフラウドから広告主を事前に守る独自のソリューションで、何十億ものトランザクションとAdformのフルスタックプラットフォーム全体から得たデータを評価、学習したアルゴリズムに基づいています。

 またAdformはプライバシーやデータ保護にも注意を払っており、ISO/IEC 27001、TAGやMRCなど様々な業界団体の認定を受けています。欧州内では業界におけるGDPRガイドラインの策定に主メンバーとして携わり、業界全体を牽引しています。

 CCIとAdformは、積極的にAdformの様々なサービス、ナレッジを広告主、広告会社、媒体社に提供してまいります。両社は、市場の健全な発展、およびデジタル広告市場の価値を高められるよう取り組んでまいります。

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