株式会社リクルートホールディングスの中間持ち株会社である株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村吉弘、以下リクルート)は、投資子会社である合同会社RSPファンド6号を通じ、Webデータを収集しAIで分析を行い、企業のビジネスにおける意思決定をサポートするSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)型サービスを提供する会社DataWeave Pvt. Ltd.(データウィーブ、本社:シンガポール、CEO:Karthik Bettadapura、以下DataWeave)への出資を実施しました。

1.本件の背景と目的

Eコマースの普及に伴って消費者による情報の比較がより簡単となり、さまざまな商品・サービスの販売において、消費トレンドや競合他社の情報を踏まえて最適な品揃えや価格設定を行うことが企業の競争力を高めるために重要になってきています。DataWeaveは、Web上の公開データを高精度で収集し、価格、品揃えやプロモーションなどの情報を基に、企業のビジネスにおける意思決定をサポートします。
リクルートは今回の出資を通じて、同サービスの品質向上及び利用拡大を支援し、同社は今回の資金調達により、営業活動や商品開発を強化していく予定です。

2.DataWeaveの概要

DataWeaveは、ECサイトなどを通じて競合他社のさまざまな商品の価格設定についてタイムリーに把握し、最適な価格提案を行います。また、直近の商品動向や消費者ニーズの最新情報を提供し、企業の品揃えのプラニングをサポートします。さらに、競合他社のオンラインプロモーションを分析し、企業の宣伝戦略を強化して既存及び新規顧客の購入促進に貢献します。
本サービスは現在、小売、メーカー、コンサルティングなどの領域において、商品管理や戦略支援などさまざまな業務で利用されています。今後はトラベルやホスピタリティ領域での利用拡大が期待されています。

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