■ Toppan(Thailand) Co., Ltd.設立の背景と目的
 タイは、これまでの重化学工業中心の経済成長の次のステージとして、デジタル産業の推進による「デジタル立国」を経済目標として掲げ、イノベーション・生産性・サービス貿易をキーワードとした産業の高度化・高付加価値化による持続的な成長を目指す動きが加速しています。
 その中でタイ経済市場は、ビジネス環境の変化やニーズの多様化による競争の激化が進み、また高い付加価値を生み出す人材や職場環境が求められるなど、トータルで幅広いマーケティング戦略の重要性が増しています。今後は他のASEAN諸国にも、同様の市場課題が生まれてくると予想されています。
 凸版印刷はこれまでも、タイでの観光インバウンド向けコンテンツ制作などのビジネスを展開してきましたが、リアルとデジタル技術を融合させたマーケティングソリューションを本格的に提供し、日系企業や現地企業の企業価値向上に貢献するため、本現地法人の設立に至りました。
 具体的な提供サービスとして、デジタルサイネージなどを活用したセールスプロモーション事業、IoTやID認証といったデジタル技術を活用したスマートオフィス/スマートファクトリー化支援などを行うスペースコミュニケーション事業を始め、日本で開発された弊社サービス・製品を提供していきます。
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■ 今後の目標
 凸版印刷は今後、ASEAN全域に向けてのマーケティングソリューション提供に加えて、政府機関や地方自治体に対しての文化財のデジタルアーカイブ化・VR化など観光支援事業やBPO事業、セキュア事業も推進してきます。
 また、紙器や軟包材、プラスチック包材など総合的なパッケージソリューションを提供しているパッケージ事業とも連携を強化し、2021年までに20億円の売上を目指します。

引用元URL:https://www.toppan.co.jp/news/2019/06/newsrelease190614_1.html

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