フリークアウトグループ、インド発 動画向けコンテクストマッチ広告を提供するSilverPushを関連子会社化 〜一連の投資活動により、インターネット動画広告技術基盤を強化〜

株式会社フリークアウト・ホールディングス（本社：東京都港区、代表取締役：本田 謙）は、子会社のFreakOut Pte. Ltd.（本社：シンガポール、Managing Director：安倉 知弘）を通して、インド発動画向けコンテクストマッチ広告を提供するSilverPush（本社：インド ハリアナ州グルガオン、代表者名：CEO Hitesh Chawla）の株式を追加取得し、関連会社化することを決定いたしました。本株式取得は、2019年2月8日(金)までに完了予定です。

SilverPushは、高度なAI技術を開発するインド人エンジニアが集結し設立され、動画向けコンテクストマッチ広告「Mirrors」を提供しています。「Mirrors」は、AIによりインターネット動画内の「ブランドロゴ」、「顔（有名人）」、「表情（感情）」等をリアルタイムで自動検出し、その動画のコンテクスト（＝文脈）に即した広告を提供することが可能です。

フリークアウト・ホールディングスは、インターネットが強力なメディアとしてマスメディアの一角を飲み込むように地位を確立しているなか、フリークアウト・ホールディングスの事業成長にはインターネット動画広告技術基盤の強化は必須と見据え、これまで積極的に投資活動を行ってきました。直近の実績として、2019年1月に、インターネット動画広告の収益化に必要な様々な広告技術を一元的に管理・提供するプラットフォームを開発・運営するPlaywire, LLCを買収、子会社化（*1）しており、戦略的にインターネット動画広告技術基盤の強化を推進しています。

このたび関連会社となるSilverPushについては、フリークアウト・ホールディングスはまず、同社が有する高い技術と優れたプロダクトに着目し、2017年春に出資を行いました。その後、同社の成長に応じて、グローバル企業としての地位を確立する一助となるべく、フリークアウト・ホールディングスが拠点を持つ東南アジア領域での営業支援などを行ってまいりました。結果として、現在同社はインド国内のみならず、東南アジアを中心とする世界各国でプロダクトを展開しており、グローバルでの売上がインド国内での売上を上回っています。
そのなかで、今後同社がより一層成長するためには、さらなる資金調達と資本の増強が必要であること、フリークアウト・ホールディングスとしても同社を関連会社化することでより一層強固な関係を構築すること、以上が双方にとってメリットがあると判断し、このたび同社への追加出資とそれによる関連会社化を決定いたしました。

今後、フリークアウト・ホールディングスとSilverPushは、両社が保有するリソース、ノウハウ、ネットワーク等において相互補完的な利点を十分に活用し、さらなる業容の拡大を目指します。また、フリークアウト・ホールディングスは、引き続き優れたインターネット動画広告技術を持つ事業パートナーとの相互連携、投資活動を戦略的かつ積極的に行い、企業価値向上を図っています。

引用元URL:https://www.fout.co.jp/news/pressrelease/pr20190206/