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■背景
消費者のデジタルシフトが進み、企業のマーケティングにおいてもデータ活用・分析が進んでいます。しかし昨今、デジタル上で計測できるWebサイトの閲覧や購買だけではなく、行動の裏にある心理や感情に着目したCEM(Customer Experience/Engagement Management)という新しいマーケティング手法に注目が集まっています。CEMは、より良い購買体験や快適なサービスなどの付加価値を提供することで、顧客のロイヤリティを高めていくことを目的としており、その実践には、顧客のリサーチデータを十分に収集し、複雑な解析や精緻な分析を行う必要があるため、大きな労力とコストがかかります。

オプトでは、独自のCEM指標を開発(※1)し、当社園部武義が日本商業学会をはじめ、「ダイレクトアジェンダ2019」にて発表しております。

この度、開発した「Handy CEM」は、当社のCEMに関する知見とノウハウに、AIを掛け合わせることで手軽に実践できるCEMを実現いたします。


■「Handy CEM」ツール概要
顧客を「行動」と「心理」の二軸で分類し、ロイヤルユーザーの特徴を分析することにより、ロイヤルユーザー育成のためのコミュニケーションに必要な訴求内容を顧客分類ごとに自動的に提案。

<ステップ>
1. CEMモデルに基づくアンケートを設問フォーマットに沿って作成し、自社サイトの会員データと連携してリサーチ。
2.購買データや行動データをインポートし、リサーチ結果と併せて顧客を分類。
3.顧客の購買行動やWebサイトの閲覧行動傾向、ロイヤリティの深度、購買に対する嗜好性など、様々な指標をAIで分析し、ロイヤルユーザー育成のためのコミュニケーションに必要な訴求内容を顧客分類ごとに自動的に提案。

■ツール画面イメージ
※画面は開発中のものです

※画面は開発中のものです

■今後の展望
現在開発中の「Handy CEM」はオプト社内にてPoC(概念実証)中です。
検証が完了次第、2019年内を目処に広告主様向けにベータ版を提供予定です。

今後もオプトでは、テクノロジーの変化に素早く対応し、「Handy CEM」を始めとした独自ツールを開発・活用し、企業のマーケティング活動におけるデジタルパートナーとして、広告効果最大化のための企画および提案を行ってまいります。

引用元:https://www.optholding.co.jp/news/info/detail/id=4940

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